私は専門学校を卒業後、デザイナーとして5回転職を経験しました。
なぜ私が5回も転職したのか、また面接で聞かれた退職理由をどのように伝えて志望動機に絡めることができたのか書いてみます。
転職した理由
1社目:ゲーム会社でブラックが当然。夜の12時を過ぎても帰れず朝まで働き、イラスト力を磨くことにも限界を感じた
新卒で入社した会社がゲームの下請け会社で、当時は働き方改革などもなく、ずーっと残業していました。若かったため体力もありすぐには辞めず一年半ほど続けていました。
しかしスキルをあげることも厳しい世界でしたので、ゲーム業界では自分の将来を描けず、他のデザインをしてみたいと感じるようになったのがきっかけです。
2社目:契約社員で働いていたため、キャリアアップがしたかった
2社めは印刷会社で契約社員で働いていました。
ほかに学びたいことがあったので仕事にはあまり力を入れていない頃でした。学びたいことを学び終えたころ、契約社員を長く続けるつもりもなかったため退職しました。
3社目:結婚を機に住む場所が変わった
3社めは制作会社で長く働きました。
やりがいもあり、評価もしてもらえ、部下もでき、とても良い環境だったと思いますが、結婚を機に引っ越してしまうために退職しました。少しもったいないかったかもしれません。
4社目:前任が退職するための穴埋め要員であり、求人内容と違う職務があった
引っ越した先で、クリエイティブな業務ができるというWebデザイナーの求人内容をみてアルバイトをはじめましたが、前任が一週間でやめ、あっという間にひとりぼっちに。
求人内容は穴埋め要員を探すための甘い言葉で装飾された罠でした。
とにかくなんでもいいから仕事がしたい時期だったため、そのまま1年ほど働きましたがルーティンの仕事が多くスキルップもできなかったため、もっとデザイン業務をしたくなり退職しました。
5社目:職務内容が入社前伝えられているものと違った
5社めはデザイン業務がしたいと思って入社しましたが、職務内容がアダルトな広告を作るということでした。
これは入社前には聞かされておらず、かなり苦痛でした。
同じ理由で退職しないために
5回も転職を繰り返した私ですが、同じ理由で退職したのは4社めと5社めです。
- ライフワークバランスがとれない
- キャリアアップがしたい
- 家庭の事情
などはそこまでネガティブな退職理由には受け取られませんでした。
4社めと5社めにいたっては、会社側が求人内容を正確に伝えてないためにおこったミスマッチだとおもいます。(故意に隠しているのはもう求人詐欺といってかまわないと思います)
5回転職を繰り返した私も、会社を辞めたくて入社したわけではありません。
退職のたび、自分は何が原因でやめるのか、また同じ間違いをおかさないよう自己分析を重ねました。
毎回人間関係で退職、など同じ理由で退職している場合、自分自身を省みる必要があります。
自分が何が嫌と思うのか、どうしたら続けられるのか自己分析をしたほうがよいでしょう。
転職時の志望動機
転職するときの志望動機は前職の悪口やネガティブなことは言わず、前向きに話したほうが印象が良いです。
私の場合、他にもっとこういうことがしたい、今の環境ではできなかった、キャリアップがしたい、入社したらこういったことがしたいということを伝えてきました。
転職活動中、グループ面接でたまたま同じ会社の同僚がおり、前職のネガティブな面を話していた人がいましたが、私が内定をもらい入社したときにその同僚はやはり落とされていました。
前職の悪口を面接で伝えても良い結果は生まれません。
冷静に自己分析を行い、自分の転職したい理由を把握することが大事です。
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